31Mar
毎日、仕事が忙しいあなたにとって、睡眠や休息をとるのは急務。けれど、現実はそううまくはいかないものですよね。休まなきゃ、眠らなきゃと思ってはいるものの、仕事の都合でどうも実践できないという方は、一度客観的に自分を捉えなおしてみるのもいいのでは?
「不眠症」になりやすい環境とは?
「明日は大事なプレゼンがあるから早く寝ないといけない。けれどまだ準備が完璧でない」「週末の休みでしっかり寝たはずなのに、なぜか心身共に疲れがとれない……」。
そんな毎日のプレッシャーと、休むチャンスがあってもしっかりと休めないという八方ふさがりの中で生活していませんか? そんなあなたはすでに睡眠不足に陥っているかもしれません。さらに進むと睡眠障害や不眠症になる可能性も。
それらの症状は、仕事のスタイルや環境によって差が出てくるようです。
例えば、早く寝床につくけれど、頭が覚醒してしまいどうしても眠れず、明け方頃にようやく眠れているというケース。しっかり睡眠時間を確保しているのにもかかわらず、熟睡感が得られない。夜中に一度目が覚めるとその後眠れない。朝早くに目覚めてしまう。
日中、会議や仕事中に強烈な眠気に襲われるなど、仕事のスタイルや環境によってさまざまなタイプがあります。
無限のループ! 仕事が睡眠不足を引き起こし、さらなる過労を引き起こす
睡眠に何かしら問題があるのは、仕事や家庭のことからくるストレスや悩みが原因となることが多いでしょう。特に「また今夜も眠れないのではないだろうか」という不安を抱えることで、睡眠がさらにプレッシャーになってしまい、睡眠不足を増進させるといわれています。
この疲れがなかなか解消しないことから、イライラしたり、ミスが増えたりして、そのうち働く意欲が損なわれてきます。こうしてどんどん疲れがたまり、過労がさらに睡眠不足を引き起こすという無限のループに陥ってしまいます。
多忙による睡眠不足対策は?
眠れない原因は主に交感神経の緊張が考えられます。まずは興奮を抑えましょう。自律神経失調症うつ病ナビ「ココカラ」によれば、興奮を抑える対策として、以下を紹介しています。
・昼間に興奮しすぎない
・怒ったり、怨んだり、怖がったりしない
・カフェインをとらない
・寝る3時間前にテレビやパソコンの画面を見ない
・部屋の電気を消す
・ゆっくりとぬるめのお湯につかる
・寝る前にストレッチをする
このときに、アルコールを飲んで眠ろうとすると、さらに入眠を妨げる結果に。以上のように生活習慣を変えても改善しない場合は、速やかにお医者さんに相談しましょう。